2021年06月20日

株価を動かすものは?

こんにちは ファイナンシャルプランナーの村松祐子です。


コロナ禍による経済的な低迷が業績に影響している企業がある一方で、業績を伸ばしている企業も多く存在しますね。
企業業績は、業種間、銘柄間で格差が広がっています。

株式投資はとても面白い!
なぜでしょう。お金を育てられるから?経済成長を支えるから?
それだけではありません。
株価がどう動くか様々な要因を連想しながらも、予測しない方向へ転じることもある生き物だから面白いのではないでしょうか。

株価は、経済の大きな流れの中で上下変動し、個々の企業が順調でも、経済全体の先行きが不透明では業績は伸び悩みます。

景気・為替・金利・海外市場動向・他金融商品の動向ばかりでなく、国際政治動向、国際関係紛争、天候・災害等によっても変動します。

基本的には、株価を動かすのは、企業の業績。
なのですが、企業の周辺での様々な出来事により短期的に影響を大きく受けることもあります。

日本株式を売買しているのは、日本人だけではなく、外国人投資家が7割を占めています。
保有も30%以上を外国人投資家が占めています。
そのため、外国人投資家の売買動向にも注視します。
外国の投資家がどう動くか、どう考えているかが国内の株価を大きく左右します。


ただ、いつもセオリー通りには動くわけではないのが株式。

株価を動かすのは、人の心理だからです。
投資家の心理行動で株価は動きます。
人の心理は合理的ではなく、同じ出来事でもポジティブに動くときと、ネガティブに反応するときとあります。
そのような人の心理行動で、その株式を買いたい人が多ければ株価は上昇し、
売りたい人が多ければ株価は下落します。
(業績と関係ないところで動くこともあるのです)

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posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 01:19| 神奈川 ☁| 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

未来への投資〜投資は社会貢献〜

こんにちは ファイナンシャルプランナーの村松祐子です。

資産運用というと、お金を投資して上手に育てるということに意識が向きがちですが、
「社会貢献」という側面もあることを考えたことはありますか?

私たちは、国に税金払ってますよね。国債を購入することで国にお金を貸したりもしているわけです。
政府に支払ったお金は、公共投資を通じて、巡り巡って、私たちの暮らしを安定させてくれます。

企業への貢献も然りです。
株式や債券を購入することにより、企業へ資金提供することになります。
その資金を企業は、設備投資、研究費、人材を得て、事業を発展させます。
その結果として、雇用も増やせ、従業員の給与も上がることで、
私たちの暮らしも向上するという循環に繋がっていくわけです。

私たちひとり1人が経済主体として、意思をもって、お金を使うことは未来の投資です。
自分の住む街、国を消費者である自分が作っているんだという意識をもつことが大切です。
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posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 00:53| 神奈川 ☁| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はじめての資産運用〜企業分析B〜

こんにちは ファイナンシャルプランナーの村松祐子です。

企業分析そのBは、キャッシュフロー計算書を読み解いてみましょう。

キャッシュフロー計算書は、企業の1年間の現金の動きがわかるもので、家計簿と思ってください。

「営業活動」「投資活動」「財務活動」に分けられ、これらの活動による現金や資産、負債の増減を確認することができます。

・営業活動によるキャッシュフロー
プラスの場合、本業でお金を獲得できていて、それを原資に設備投資や債券の返済も可能と判断できます。
マイナスの場合、本業でお金を失ってしまうことを意味していて、このままでは事業の継続が難しいとみることができます。

・投資活動によるキャッシュフロー
投資先には、固定資産、有価証券、貸付金などがありますが、成長企業は、投資キャッシュフローがマイナスになるケースが多く、
堅実な経営を指向する会社は投資キャッシュフローを営業キャッシュフローの範囲内に抑える傾向があります。
投資キャッシュフローが営業キャッシュフローを超えると、財務キャッシュフローを通じて資金を調達しなければならなくなります。

・財務活動キャッシュフロー
有利子負債により資金調達と増資による資金調達なので、資金調達を行えば財務キャッシュフローはプラスになります。

営業活動や投資活動の結果、お金の余剰や不足が生じます。
それを調達するのが財務キャッシュフローです。

コロナ禍により、企業経営のトレンドは、攻めから守りの姿勢を示す企業もあり、コスト削減や投資を控え、
手元の流動性をいかに確保するかという企業も多くあります。

自由に使えるフリーキャッシュフローも十分確保しているかも見た方がよいですね。
借金していても、十分な現金を持っているかどうかです。


営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを合わせて、プラスが望ましいと言えます。
posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 00:32| 神奈川 ☁| 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はじめての資産運用〜企業分析A〜

こんにちは ファイナンシャルプランナーの村松祐子です。

はじめての資産運用 企業分析の続きです。

企業の成績表と言われる「損益計算書」の見方を紐解いていきましょう。

文字通り、その企業の1年間の損益を計算してまとめたものが「損益計算書」。
「売上高」から順番にコストを引いていく引き算ではじく利益です。
様々な費用を差し引き、最終的な利益を算出する表で、1年間にどれだけの利益を上げられるかを
確認します。

売上高から、売上原価つまり製造にかかるコスト、
原材料費や製造現場の人件費などを引く ⇒ 売上総利益(租利益)
そこから、販売費や一般管理費を引く  ⇒ 営業利益
さらに、受取利益や受取配当金など営業外収益を足し、
支払利息や支払利子を引く       ⇒ 経常利益(営業上の利益が弾きだされます)

さらに、そこから特別利益と特別損失を足し引きすると ⇒ 税金等調整前当期純利益

最終的に、法人税が引かれて、当期純利益が弾き出されます。
これが企業の最終的な利益、期ごとの企業の努力の結晶です!
株主にもたらせれた利益ということになります。
この中から、配当金が支払われ、残りは内部留保として蓄積されたりします。
この最終的な利益の変化に注意を払います。
   ↓  ↓  ↓
・同じ企業の数字を時系列にして過去との変化を比較する。
・同時期の同業他社5社〜10社の数字を比較する。
・営業利益、経常利益の伸び率にも注目。

次回は、3つめの決算書「キャッシュフロー計算書」をみてみましょう。
posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 00:07| 神奈川 ☁| 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月19日

はじめての資産運用〜企業分析@〜

「はじめての資産運用」講座にご参加いただいた皆さま ありがとうございました!

株式投資については、企業分析(財務分析)のお話までさせていただいたので、
はじめての方は、少し難しいと感じてしまったかもしれませんね。

企業は、@お金を集めて、A投資して、B利益を上げる
というこの3つの構造で成り立っています。

・どうやってお金を集めて、何に投資しているのかを表しているのが貸借対照表です。
・どう利益を上げているかを表すのが損益計算書です。
・この一連の流れでお金がどう動いたかを示すのが、キャッシュフロー計算書です。

貸借対照表を使い、借入金の依存度などの健全性を
損益計算書を用いて、企業の収益性の分析をします。

これにより企業の財務的な強みや弱みを把握し、投資判断の材料とすることができるわけです。

<貸借対照表>
会社が事業資金をどう集め、どのような形で保有してりうかを表すものです。
「資産の部」「負債の部」「純資産の部」に分かれており、期末時点に企業に存在する財産の一覧表というわけです。

決算期末の時点での資本とそれを裏付けとなるお金が示されていて、
持っている資本とそれを裏付けるお金は常にイコールで帳尻が合っています。
バランスが取れているから「バランスシート」というんですよ。

どのようにお金を調達しているかに「負債の部」がありますが、
借りているお金なので、いつかは返さないといけません。
1年以内に返さないといけないお金と
左側には、1年以内に現金化されるものが示されています。

財務の安全性を示すものに、1年以内に返さなければならないお金を用意できていそうかをみるのが、

流動比率=流動資産÷流動負債

この目安は、200%以上。

さらに、総資産に対して、返さなくてもよい自己資本がどれくらいの割合あるのかを示す
自己資本比率も企業の健全性をみる上で抑えておきましょう。

次回は、損益計算書についてお伝えします。
posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 23:51| 神奈川 ☁| 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする