周囲のひとが投資をはじめているから、やらないのは損なの?と焦る必要もありません。
自分に合ったやり方があるので、無理はしない、知らないことはやらない に徹した方がよいです。
でも、運用に成功している人の話は、気になるという人も多いでしょう。
例えば、よい実績を出している運用会社の社長さんの話とか。
運用会社、すなわち、一般の投資家からお金を集めて、資産を運用する会社、
いわゆる投信運用会社は、国内におよそ105社ほどあります。
ある運用会社の幹部の方(50歳代)のお話。
自分の資産は、どうされていますか?どのように運用していますか?と
いう問いに、
『預金は好きではないので、100%ぜんぶ運用にまわしています』
もう一人は
『ぜんぶ発展途上のこれから成長が期待される新興国へ投資しています』
と話していました。
”ぜんぶ”というのは、
生活資金以外という意味でしょうけれども。
”ぜんぶ” というのは、ちょっと誇張しすぎていないかなと聞いていて思いました。
『嘘ではなく、ホントにぜんぶ投資しています』と付け加えたので、
嘘だなと思ってしまっただけですが。(それはまあ主観なので、いいとして(-_-;))
こういう話を聞いて、
じゃあ、自分も100%投資してもいいんだ・・・ではなく、
どれくらいの割合を運用するかは、自分にあった割合、やり方があります。
まずは、それを確認してから始めることをお勧めします。
先行きの見通しがとても難しいところにいるので、新たな投資を始めにくい
のも事実。
ジェットコースターのように乱高下する相場も想定した上で
構えた方がよいでしょう。
まずは5年先を、さらに10年先の自分たちの暮らす世の中を想像してみると、
5Gの次は、6G、その次は?
つねにウィルスと共存する世の中で医療、薬は必要、
オンライン生活がスタンダードになったら宅配、通信事業、
”こんなのあったらいいのにな”を製品やサービスにしてくれる会社は?
なんていろいろ連想していくと、自分のお金を投じて、応援したい会社が
見つかるかも。
長期的な目線で考えてね。
”証券取引所が10年閉鎖しても喜んで持ち続けたい会社に投資しよう”
という、米国の投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉も参考に。
投資は、世の中の成長のために資金を投じるもの。
(ギャンブルとは違うの!)
企業は、私たちが投じたお金を使って、設備投資やら事業の発展につなげていきます。
創り出される新製品や新サービスが、私たちの生活をキラキラ✨ワクワク🎶したものに
してくれます。
そこで働く人達の雇用も支え、雇用が安定した人達はお金を使って、世の中にお金を
回していきます。
こうして、経済は回って活性化していくわけなのですが、
企業の売上が伸びて業績が上がれば、その結果として株価が上がり、投資したお金も
増える・・といういい流れになるわけです。
投資・運用の方法は、いろいろあります。
それは自分に合った方法を、周囲に惑わされず、無理のない範囲で進めていきましょう。