ファイナンシャルプランナーの村松祐子です。
日本銀行は長期金利の変動幅を∓0.5%程度に拡大することを決定した
2022年12月19日ー20日開催の「金融政策決定会合における主な意見」を公表しています。
長期金利の変動幅拡大は、金融緩和の出口に向けたものではなく、
長短金利操作(イールド・カーブ・コントロール)の持続性強化につながるものだとされています。
将来の金融緩和の出口に関しては、
将来検証を行って、金融緩和の効果と副作用のバランスを判断することが必要と
指摘されています。
日本銀行の決定を受けて、
日本の10年国債利回りは大幅に上昇しました。
市場では、長期金利の変動幅拡大を事実上の利上げと受け止める見方があります。