ひとつのステータスとして人気があります。
山の頂上であれば、
特段、問題はないのですが、山の中腹の土地は注意が必要。
自分の敷地の下に、他の家の下水道が通っているなんてことが
あるのです。
横浜市公共下水道台帳施設平面図を見ると、
公道には下水道の水管が記してあるのですが、
南傾斜地のところには、水管の印がない家が
多く点在しています。
この家々の下水は、南傾斜地のため、
土地の低い方へ流していることに。
傾斜下方面の公道へつなげているのです。
傾斜地にある私道の下というのであれば
まだいいのですが、
誰かの敷地の下に水管が設置されているというケースが
あるのだという専門家の方の話を聞きました。
理想の南傾斜地の家ですが、
下水道がどこを通っているかということにも
注意を払う必要がありますね。
掘り起こしてみたら、上から下水道の配管が通っていた
ということになると、下水は止めることができません。
また下水を流している斜面上の土地の人は
既得権を主張する・・・というのです。
そういえば、4年前わが家でもこんなことがありました。
隣の家が建て替えることになり、
K不動産の人が○○承諾書を持って
承認印を求めにやってきました!
わが家の所有地(私道)に隣の人の下水を
流させてくださいという内容。
ここも同様に傾斜地。(北斜面ですが

「下水は上の道には流せないので、
下に繋ぐしかなく、その場所はお宅の私道しかないんです!」と。
私が渋い顔をすると、
「前から、ここには下水道があり、使用していました!」と
いきなり既得権を主張してきました。
ここを購入するときに、わが家の所有地(私道として使っている)に
隣人(所有権なし)の下水が流れているという説明は、
業者からあってしかるべきだったのですが、
疑いもしませんでした。
ということで、住み始めて数年経った後、初めて知ることに
なったわけです!