取引時間中に1万3000円を割り込むのは実に4月5日以来。
マーケットでは、米国の量的緩和の縮小への警戒が広がっているため、
NYダウも前日比216ドル95セント(1.4%)下げ1万4960ドル59セントに。
明日発表の5月の米雇用統計の数字も気になり、様子見の状況です。
昨日、日本政府が表明した成長戦略も
目新しさに欠けるという印象に。
ただ、これまでの下げで投資のモノサシ(PER:株価収益率)の一部には、
諸外国に並ぶ水準になってきているため、
割高感が薄れ、ここから押し目買いが入ってくることも
予想されます。
やはり、5月中旬までの一本調子の上げ


かなり急ピッチで過熱感も出ていましたから、
調整はその反動というも見方が出ています。
円高にも触れてきて、
日本企業の企業業績は大丈夫だろうかと
心配の声も聞こえてきそうですが、
業績回復は、順調。
2015年度の1株当たり利益は12年度の倍になると予想する
専門家もいます。
設備投資など積極的に転じてきている企業もあり、
消費が活発なアジアなど
需要があるところで生産、販売の攻勢をかけています。
ただ、米国市場が急落する場面では、
やはり日本は影響を避けられないので、
米国の金融緩和縮小の動きや経済指標の動向からは
目が離せませんね^^