一度ポートフォリオを構築しても、
ある一定の時期には見直しをしましょうとお伝えしています。
では、その見直しとはどういうタイミングでするのでしょう。
国内株式、国内債券、外国株式、外国債券など
4つの資産を均等に25%ずつ保有していたとします。
それぞれに違った動きをし、変動する幅も異なります。
均等に配分し保有していても、
株式が大きく上昇する局面では、株式の割合が多くなり、
4資産に均等配分してリスクを分散していたはずのポートフォリオが、
リスクが高めの積極型投資に変身していることがあります。
その後、変動する局面に備えて、
配分を戻し、リスクを下げておく必要があります。
変化した配分比率を当初決めた配分比率に戻すこと!
これを『リバランス』と言っていますが、
そのタイミングには以下の2つがあります。
定期型
3年間など定期的なタイミングで当初の配分比率に戻す方法
乖離型
ある一定の水準に達したら、当初の配分比率に戻す方法
どちらの方法でも、リバランスを全く行わなわず放置しておいた場合と
比べて、
リバランスを行った方がリスク水準をおさえることに成功しています。
値段の振り幅を小さくし、値上がり効果を狙えるのです。
最も避けたいのが、
リバランスをせず、保有している資産を振り向きもせず
(下がっているから見たくない)長期間放置していることです。
方法はあります 見直しましょう
大切な資産なのですから。