2013年12月06日

量的緩和縮小の行方を占う指標

ファイナンシャルプランナーの村松です。

昨日の日経平均株価 15,177円(前日比−230円
下落の背景・・・
@米国株式市場でダウ平均が4営業日連続で下落したこと
A米国雇用統計の発表を前に売りが膨らんだことなどが挙げられます。米国株式市場は、15,821ドル(前日比−68ドル
5営業日続落
下落の背景・・・
堅調な経済指標を受けて、量的緩和縮小時期が早まるとの見方が強まったこと。新規失業保険申請件数(11月30日の週 米国労働省の発表)は、
29.8万件(前の週より2.3万件減少)。市場予想の32.0万件をも下回り3週間連続の減少となります。
これにより労働市場が回復していることが示されました。GDP改定値(7〜9月期 米商務省の発表)は、
前期比 年率で3.6%増
速報値の2.8%増から上方修正となりました。市場予想の3.0%増を上回りるも、
上方修正の主な内容は、在庫の積み増し。
個人消費が依然として低調になっています。
米国のGDPのおよそ7割が個人消費であることから
米国の経済成長に関する見方については
やや懸念が残ります。

世界のGDPの25%を米国が占めていて、
その米国のGDPの70%が個人消費によるもの。
ということは、
世界の経済成長はおよそ17%は米国の個人消費に
かかっているということに。


本日12月06日(金)は米国の雇用統計の発表があります。 22:30 11月非農業部門雇用者数増減<米国> 22:30 11月失業率<米国>今後の量的緩和縮小の行方を占う指標として要チェックです。
posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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