2016年06月13日

マイナス金利下、周辺へのその影響は?@

日本銀行は、新たな金融緩和の対策として「マイナス金利政策」を2016年2月にスタート
させてから早4ヵ月。

マイナス金利政策では、民間の銀行が日銀に預けている一部のお金に対して、
日銀が金利を支払うのではなく、手数料を徴収することで、
お金が貸出や投資に回ることを促すの狙い。

◆既に表れているマイナス金利の効果
金融機関の貸出金利が大幅に低下。
預金金利も低下。
住宅ローン、アパートローンの金利も低下。

住宅金融支援機構が提供する長期固定の住宅ローン’フラット35’の
最低金利が、1.10%(借入期間21〜35年、融資率が9割以下)2016年6月
となっています。
最大35年の間の固定金利でこの水準というのは、
史上で最も住宅ローンを活用しやすい状況となっています。

住宅ローンの長期固定金利は、長期国債(新発10年物国債)の利回りに連動して動きます。
新発国債10年物利回りのグラフを見れば、住宅ローンの長期固定(フラット35)の金利の動きが
概ね掴めます。
長期金利.jpg
posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 14:59| 神奈川 ☔| 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする