共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利し、米国の第45代大統領となりました。
この結果を見て、’変化’を求めている人が多かったという一面も伺えました。
トランプ氏を支持する白人家族のドキュメンタリーなどを観ていて
トランプ氏当選もあるかもしれないなと感じていました。
エスタブリッシュメント(既存の国家とか政府)を変えていくことが
あってもいいんじゃないかと思います。
そういう時代に来ているのかもしれません。
しかし、トランプ氏当選確実となった9日の世界の金融市場は大揺れに。
最近の世論調査では、
民主党候補ヒラリー・クリントン氏の勝利を示していたので、
それを信じていた投資家がパニックを起こした格好です。
♦米国の株式は・・・
米S&P500種株価指数先物は値幅制限いっぱいの5%安。
♦欧州の株式は・・・
欧州株先物も急落。
♦金価格は・・・
英国がEU離脱を決めた投票結果のとき以来の大幅高!
♦メキシコ・ペソは・・・
2008年以来の大幅安に!
ただ、これを書いている今の日経平均は、
昨日下げた分を戻してきています!
9:17時点で966円高い、17,213円。
トランプ氏が勝利したということは、米国は’変化’を求めているのです。
側近には優秀な人材を揃えるでしょうし、すぐに政治的な混乱が生じるわけではありません。
日本にとっては、厳しい環境になるのではと警戒している内容の記事も
多く目にしますが、
何の協議もなしにいきなり変わるわけではないですから、
話し合いの結果、日本も既存体制を変えていけるのだと、私はむしろ期待しています。
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