2022年01月21日

50代からの人生設計

「50代からのお金の使い方」講座
ワークショップと講義の90分

募集開始から間もなく定員満了になったという人気講座です!
50代の方が半数で、80代の方もご参加いただきました。
全員女性!

・50代からの人生設計
・貯蓄しながら投資=運用
・知っておきたい資産形成支援制度


これからの自分のライフイベントを描き出していただき、心の中でなんとかく
思っていることを、すべてアウトプットすることで
やりたいことを明確にしてもらいます。

1.50歳以降の人生設計で、少し先だけどシニア世代のお金のお話
@収入と支出の面から確認します。

収入面は、60歳以降は雇用延長する企業が増加傾向であることから、
再就職して働き続けることも、ごく普通になっているという現状と、
年齢別の平均給与のグラフを見ながら、
60歳以降は、徐々に収入が右肩下がりになるグラフで収入減少をイメージ。

A長生きリスクへの対応の鍵は?
そう!公的年金にありますというお話です!
自分が何歳まで生きるか?誰にもわからない=長生きリスク
手立てはないの???

年金の繰下げ受給です。
65歳からではなく、受取を1カ月遅くするごとに0.7%ずつ受給額が増えていきます!
65歳からもらえる本来の年金額が100万円だとすると(計算をわかりやすくするために単純な数字で)
5年間待って、70歳からもらうことにすると、
毎年の年金は、142万円に!(42%増
一生涯死ぬまで変わらず、この金額を受給することになります。
公的年金は、終身年金だから。
では、65歳になったら早々に受給開始してしまうのと、5年繰下げるのと
どちらがお得でしょうか。

81歳が損得の分かれ目です。
つまり、81歳より長生きすれば、70歳から受給した方が、
総額で受取額は多くなります。

さらに、今年(2022年)から、最長で75歳まで繰り下げできるようになります!
そうすると、84%年金が増えることになります。
65歳で100万円の受給額とすると、184万円ということになります。

図1.png
(注)増額率=(65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までの月数)×0.7%

公的年金は、終身給付として老後の最大の支えであり続けるわけです。
さあ、そういうことなら、公的年金は70歳、いや75歳まで繰り下げて
それまでは厚生年金加入で働きますか。
不足する分は、イデコNISAで運用して備えるとしましょう。

という流れで、
生涯現役で働く「働き方」と「運用のお話」に続きます。

参加者の皆さまから高評価をいただき、これからの生き方を考えるきっかけになった、
すぐに実行したいなど、嬉しいご意見をたくさんいただきました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。





posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 00:49| 神奈川 ☀| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする