2022年03月23日

東京証券取引所の上場企業の市場区分の見直し 2022年4月から!

日本の株式市場の国際的なプレゼンス向上が期待されます。

2022年4月から、上場企業の市場区分がプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に変更され、それぞれの市場のコンセプトが明確になります。

・プライム市場
多くの機関投資家の投資対象となる時価総額と流通性を持ち、しっかりと情報開示をする企業向けの市場。
経営成績は、直近2年間における経常利益の総額が25億円以上、または直近1年間の売上高が100億円以上かつ上場日における時価総額が1,000億円以上。

・スタンダード市場
投資対象として、一定の時価総額と流通性を持ち、上場企業としての基本的な情報開示を備えた企業向けの市場。
経営成績は、直近1年間における経常利益が1億円以上。

・グロース市場
高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる企業向けの市場。

「2022年、東証の市場再編!なぜ?上場基準はどう変わる?」に内容をまとめたコラムを書いていますので、ぜひご一読を。
市場区分の変更に伴い、株主優待銘柄にも変化がありそうです。
読みやすく「東証が市場改正を発表!株主優待はどう変わる?」にまとめていますので、ぜひご覧ください。
posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 20:46| 神奈川 ☁| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする