2020年06月04日

私たちの生活をよい方向へ導いてくれる会社は

新型ウィルスと共存、共生によって、働き方、暮らし方が急ピッチで進化したように見えます。

これからの世の中がさらにどう発展していくか、
”5Gの次は、6G、その次は?
つねにウィルスと共存する世の中で医療、薬は必要、
オンライン生活がスタンダードになったら宅配、通信事業、
”こんなのあったらいいのにな”を製品やサービスにしてくれる会社は?”

というように連想していったら、どうでしょう。

もう既に、世の中は変わり始めている通り、
人の関心もその先を見据えているようです。


株式市場で、安値から早く回復したのはテーマは、
@DX、5G(次世代通信システム)
A医療・健康
B巣ごもり省費


@DX(デジタル トランスフォーメーション)は、データやデジタル技術を使って
私たちの生活をよい方向へ変化させてくれるもの。
たとえば、”レーザーテック”、”キーエンス”
ともに、有利子負債(借金)ゼロで潤沢な現金資産があり、財務体質も強固なところも安心です。

A医療と健康では、”ベネフィット・ワン”が伸びていますね。
官公庁や企業の福利厚生・健康診断・保健指導の運営代行サービスを主な事業としている会社です。

手術用縫合針、眼科ナイフ、歯科用治療器で高いシェアを誇る”マニー”。
こちらも有利子負債ゼロ、潤沢な現金保有で強固な財務基盤がありますね。


B巣ごもり生活でみんなが利用して忙しくなる会社は、宅配サービス、オンラインショップ、
消費者向けEC(電子商取引)業者向けの決済処理サービスなどなど。

”モノタロウ〜♪モノタロウ♬”と聞いたことがあるかな??
TVを見る人は、CMから流れてくる音で知っているかも。

個人や小規模業者を対象とした資材のネット通販。
資材といっても、なんでもありますよ!

株主優待も充実しているので、カタログから好きな商品を選べます。
優待生活も楽しませてもらえるわ、株価も上昇して投資金額も増えるわで、
よいことづくめです!

コロナ禍で、大きく打撃を受けそうな業種は、早めに利益確定をしておき、
早期に戻しそうな、つまり、影響を受けにくく、これからの時代を反映していきそうな会社だけ
残したところ、

自分のお金(投資資金)を増やすことができました。

とはいえ、実はね、、
利益が出ているものばかりではないんです(-_-;)

評価損を抱えているものが、一つだけあります(トホホ)

衣料や産業用の繊維事業がメインの○○です。炭素繊維では世界首位!
電子材料、水処理膜等も有力な。。1926年創業の老舗企業です。
ただ、コロナ禍よりも前から大黒柱の炭素繊維の売上が伸び悩んでいたのです。
炭素繊維は、軽くて強い素材であることからジェット旅客機の機体や主翼、尾翼にも
使われています。
この炭素繊維の売上げ回復にかかっているわけですが、競合する企業も出てきているため
1社の優位性はあまり期待できないかもしれませんね。

とはいえ、浮き沈みのある経済状況を生き抜いてきた会社です。
今後100年の歩み方を生み出してくれるはずと期待しています。
期待する一方で、これから回復に向けて半世紀かかるとしたら
そのころには、自分は100歳を超えている・・・。

自分が運用する時間の長さと
投資先の成長のスピードも合わせて考えて、投資先を選ぶ必要があるわけです。
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posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 13:57| 神奈川 🌁| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月29日

おカネの運用の仕方は、ひとそれぞれ

おカネの貯金、運用はどうするのがよいのでしょう。
周囲のひとが投資をはじめているから、やらないのは損なの?と焦る必要もありません。
自分に合ったやり方があるので、無理はしない、知らないことはやらない に徹した方がよいです。

でも、運用に成功している人の話は、気になるという人も多いでしょう。
例えば、よい実績を出している運用会社の社長さんの話とか。

運用会社、すなわち、一般の投資家からお金を集めて、資産を運用する会社、
いわゆる投信運用会社は、国内におよそ105社ほどあります。

ある運用会社の幹部の方(50歳代)のお話。
自分の資産は、どうされていますか?どのように運用していますか?と
いう問いに、

『預金は好きではないので、100%ぜんぶ運用にまわしています』
もう一人は
『ぜんぶ発展途上のこれから成長が期待される新興国へ投資しています』

と話していました。

”ぜんぶ”というのは、
生活資金以外という意味でしょうけれども。

”ぜんぶ” というのは、ちょっと誇張しすぎていないかなと聞いていて思いました。

『嘘ではなく、ホントにぜんぶ投資しています』と付け加えたので、
嘘だなと思ってしまっただけですが。(それはまあ主観なので、いいとして(-_-;))

こういう話を聞いて、
じゃあ、自分も100%投資してもいいんだ・・・ではなく、

どれくらいの割合を運用するかは、自分にあった割合、やり方があります。
まずは、それを確認してから始めることをお勧めします。

先行きの見通しがとても難しいところにいるので、新たな投資を始めにくい
のも事実。
ジェットコースターのように乱高下する相場も想定した上で
構えた方がよいでしょう。


まずは5年先を、さらに10年先の自分たちの暮らす世の中を想像してみると、
5Gの次は、6G、その次は?
つねにウィルスと共存する世の中で医療、薬は必要、
オンライン生活がスタンダードになったら宅配、通信事業、
”こんなのあったらいいのにな”を製品やサービスにしてくれる会社は?

なんていろいろ連想していくと、自分のお金を投じて、応援したい会社が
見つかるかも。
長期的な目線で考えてね。

”証券取引所が10年閉鎖しても喜んで持ち続けたい会社に投資しよう”
という、米国の投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉も参考に。


投資は、世の中の成長のために資金を投じるもの。
(ギャンブルとは違うの!)
企業は、私たちが投じたお金を使って、設備投資やら事業の発展につなげていきます。

創り出される新製品や新サービスが、私たちの生活をキラキラ✨ワクワク🎶したものに
してくれます。

そこで働く人達の雇用も支え、雇用が安定した人達はお金を使って、世の中にお金を
回していきます。

こうして、経済は回って活性化していくわけなのですが、
企業の売上が伸びて業績が上がれば、その結果として株価が上がり、投資したお金も
増える・・といういい流れになるわけです。


投資・運用の方法は、いろいろあります。
それは自分に合った方法を、周囲に惑わされず、無理のない範囲で進めていきましょう。
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posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 01:53| 神奈川 ☔| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月30日

景気が危機前の状態に戻るに時間がかかる

国内外の株式市場が上昇に転じ、元の状態に戻ってきたかのように
見えるかもしれませんが、
今後もますます警戒が必要です。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日の記者会見で今後の経済の見通しについて率直に語っています。


1⃣ 4〜6月期は過去例のない景気悪化を予測
2⃣ 「落ち込みの深さと長さは見通しにくい」
3⃣ 失業急増で経済の長期停滞リスクを指摘


経済復元「時間かかる」 FRB議長が長期停滞懸念
以下に、記事を引用します。

1⃣”パウエル氏は「経済活動が突如停止し、4〜6月期は過去例のない景気の落ち込みになる」との見通しを示した。
4月の失業率も2桁に上昇すると予測。米政権は7〜9月期以降の景気のV字回復をめざすが、
パウエル氏は「経済の落ち込みの深さと長さは、非常に見通しにくい」と率直に語った。

2⃣景気立て直しの条件としてパウエル氏は「新型コロナの封じ込め」をまず挙げた。
危機のピークが過ぎても、感染リスクが残れば
「消費者は(旅行や飲食など)特定の活動に消極的にならざるをえない」と指摘。
消費や雇用が危機前の水準に戻るまでは「しばらく時間がかかる」と述べた。

3⃣失業が長期化すれば「労働者はスキルを失ってキャリアを再開しにくくなる」とも不安視した。
中小企業の廃業・倒産も増えつつあるが「無形の創造力が失われ、経済を長期的に損なうリスクがある」
との見方を示した。
経済成長の二大要素である労働力人口と生産性の低下につながり、米経済の潜在力そのものを押し下げるリスクがある。”


下がったら買いと出動するには、まだ早いです。
景気低迷は、まだ始まったばかり。

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posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 15:00| 神奈川 ☀| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月27日

『たとえ証券取引所が10年閉鎖されることがあっても喜んで持ち続けたい銘柄だけを買え』byウォーレン・バフェット氏

投資には様々なやり方があり、正解はありません。

ですがです。

今回のように、世界の経済状況の先行きが見えにくくなり、
株式市場が大きく値下がりするような状況になると、

10年に一度のチャンスを逃さないように
大きくお金を増やすチャンスを逃さないために

などと煽りに煽り、
有料の投資勉強会のサイトに誘導する呼びかけをよく見かけます。

先日、我家にも銀行から電話があり、
『値下がりしている今が、投資のチャンスです!』とありきたりの
セールストークを元気よく始めるので、

『これまでに起きてきた金融危機による大きな相場調整であれば
投資のチャンスと言えるけど、今回は、違いますよお〜。
コロナ後に、経済がV字回復すると断定できますか?
状況を見据えながら、言葉を選んでください。
投信、売れればいいってわけではないでしょう。』
と電話の向こうの行員に言ってしまいました。

(普通にいらつくおばちゃんとして忘れ去られているでしょうが。)

これまでに10年周期で起きてきた金融危機
1987年 ブラックマンデー
1997年 アジア通貨危機
2008年 リーマンショック
この暴落(相場調整)後に、新たな資金を投資したことで
大きく資産を築くことができたということはあります。

ただ、これから先は、
新型コロナウィルス感染拡大により
私たちの暮らしも価値観もがらっと代わり、
もしかしたら、世界の金融市場も様変わりするかもしれませんよね。

わからないんです。先行きが。

それでも、仮に大恐慌がきて20年復活に時間がかかるとしても
ずーーと応援したい会社なんだったら、投資すればいい。
世界の著名投資家ウォーレン・バフェット氏の名言にも
『たとえ証券取引所が10年閉鎖されることがあっても喜んで持ち続けたい銘柄だけを買え』
とあるように。



posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 10:38| 神奈川 ☁| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

コロナ後は別の景色

感染症のパンデミックが起こる時は、文明が大きく変わってきたと前回のコラムで触れました。
〜〜『新型コロナウィルスは、テレワーク、ウェブ授業を急速に普及させた!』

今日は、皆さんにこの記事を読んでいただきたい!
リンクを貼ってもわざわざ開かない方もいると思うので、ここに一部引用します。

(以下 引用)・・・・
――企業のM&A(合併・買収)などへの投資が鈍っています。

「今はキャッシュ・イズ・キング(現金は王様)。企業の買収価格が去年より3割下がっているとしても、現金の価値は5倍や10倍に高まっている。同じ1億円でも去年と今では価値は全く違う。先が見えるまで安易な投資はしない方がいい」

「リーマンの際は中国が世界経済の回復を引っ張ったが、今回は経済的にも政治的にもリーダー役の国がいない。コロナは去っても世界不況はとどまるというリスクを念頭に経営者は俊敏に対応しなければいけない」

――緊急事態宣言に伴い、テレワークが急速に普及しています。

「コロナ終息後は全く違った景色になる。テレワークをどんどん取り入れる劇的な変化が起きる。東京都内の会社に勤める人が山梨県に仕事部屋のある広い家を建てるようなケースが増えるだろう。企業は通勤手当をなくす代わりに給与を上げるほか、サテライトオフィスを作るなど抜本的に環境を改善すべきだ」

日本電産・永守氏、新型コロナ『利益至上』見直し契機・・・・

今回に限っては、先が見えるまで安易な投資はしない方がいいんです。
リーマンショックやそれ以前の10年に1度のペースで起きてきた暴落調整とは全く違います!
感染症とはしばらく共存、共生していく覚悟で、
数年後に収束する頃には、全く異なる景色、文明の中で生きていることとなるでしょう。
価値観が変わり、働き方も変わる、お金、資産運用の概念もガラッと変わるでしょう。

資産運用についても、今まで王道とか常識と言われていたものが、ガラッと変わるかもしれません。
先が見えない今は、新たな投資は控え、現金の比率を上げる時です。
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posted by ライフ&マネーのコンシェルジュ at 17:04| 神奈川 ☔| 資産形成 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする